2008年09月28日
ボールは必ず返ってくる。
昨日のレッスンで大きな気付きがあったので
忘れないように書き留めておきます。
コーチに
「ボレーの時に、1球目、2球目、3球目と
打つのではなく、1球打ったらそこで
ニュートラルな状態に気持ちももどして
2球目を1球目の様に打ってください。
1球目、2球目、3球目、と考えるから
だんだん力が入ってきたりして、チャンスボールに
余計な力が入るようです。」
と言われました。。。
確かに!
私は試合中にボレーを打つ時に、あわよくば決めようと
「これでもか!これでもか!」とボールを打っている。
そこにはボールが返ってくるという意識がかなり薄いので
打ったボールが返ってくと、対応が遅れたりして
だんだん体のバランスも崩れて、
チャンスボールをミスしたりするのだ。
そう、
テニスで一番大事な
「打ったら構える」を
していない・・・。
もちろん「打ったら構える」という練習は
1対1のボレスト練習の時にはやっているし
そこではちゃんと出来ている。
自分でいうのもなんだか、ボレストやボレーボレー練習時は
かなりボレーは旨い!
でも昨日の2対1(コーチ2人の雁行と私)でボレーの
実践練習をしてた時に気がついた。
2対1での実践練習では、やはり決めにいくことが
頭にあって、打った後にそのボールの行方ばかり見ている。
単純なボレストでは続ける事を前提に練習しているので
ちゃんと「打ったら構える」ことをかなり意識しているが
実践練習ではそれがなかった。
「実践的な練習の中での意識」と「単純な練習の時の意識」が
かなり違うのに気がついた。これは私にとってかなり
大きな「気付き」だ!
実践練習でも「打ったら直ぐに構える」ことを
意識するとボールへの対応が驚くほど楽だった。
また決めようとしなくてもちゃんと決まる!
わずかな意識の違いだけど、テニスってそこが
出来ているか出来ていないかでかなり違う。
単純練習→ボールは必ず返ってくる。
実践練習→決めにいったのだからボールは返ってこない。
実践練習→ボールは必ず返ってくる!だから準備をする。
これからちゃんと意識しよう!
2008年09月19日
100%の自信
今、私はスクールでダブルスの実践クラスに
入っているのですが、今そのクラスは
生徒が私一人で、毎週プライベートレッスン状態です。
時にはコーチ3人に私1人というときもありました。
「なんとラッキーな!」と思われる方もいらっしゃると
思いますが、夏場は地獄です。
やっと涼しくなってきて今はかなり
楽になってきましたが。。。
さて、今日はスマッシュ中心の練習をしてきました。
今日コーチに言われた言葉でなるほどとおもったのは、
「練習の時に100%の確立で打てなければ試合で
ピンチの時に打てなくなります。必ず狙いを決めて
そこに打てるようになりましょう。80%そこに打てても
20%の失敗があると、試合中にその20%が
ドンドン不安要素として膨らんできて打てなくなります。
もちろん100%打てたらプロになれますが、
それは無理なので(笑)それに近づけるような
意識で練習しましょう!」
確かに自信があるショットは試合でも振り切れるけど、
少しでも不安があるショットは当てるだけだったり、
振り切れなかったりして失敗するんですよね。
そして悪循環を生む!
特にサーブはそれが顕著に現れます。
最近、サーブも調子がよく、練習のときに
コーチに指定されたコーンを狙って打つのですが
100発100中でコーチもビックリする
ぐらいの確立で当てることができます。
コーチとのコーン当て合戦でもほぼ互角で
サーブのコツもかなりつかんできました。
試合でもコーチと練習しているときの意識でサーブを
打つと、狙ったところに100%入ります。
とても気持ちいいです。
でも、メンタルはいつ崩れるかわかりません。
サーブも調子がいいと逆にもっと早いサーブや
きわどいところを狙ってやろうとしてフォルトが
多くなってくる時があります。
そうなると「やばい!」ってあせってきて、
崩れるのはとても早いです。
この前の練習試合も前半調子が良かったのに
後半フォルトが続くと、安全に入れにいくような
サーブを打つ場面もありました。
でもこれでは練習してきた意味がありません。
コーチの言うように100%の自信がないと80%では
20%の不安が大きく膨らんでくるのを身を持って感じました。
もっと試合で自信を持って打てるように
100%を目指した練習をしていこうと思います。
でもこの前、試合に負けたおかげで、自分の中で
とてもいい変化が起こっているような感じがします。
私はどちらかというと実践練習が好きで
基本練習とかはあまり好きではなかったのですが
基本練習が前よりもずーっと楽しくなってきました。
今は「一本一本のショットのレベルを上げることが
試合の時の自信につながる!」と思ってワクワクしながら
練習しています。
でも、練習のやりすぎでここ一週間、
腰がかなり痛いので、ちょっとやばいのですが
2008年09月10日
コーチからの偉大な一言。
恐ろしいほど久しぶりにブログを書きます。
テニスの練習に明け暮れて、書く暇がなかったのです
この一年、週3~4回(月に15回以上)の練習を
ずーっと続けて、苦手意識のあったボレーは
今では一番得意とするようになりました。
ダブルスの戦い方も色々と習い、
平行陣でのポジショニングもばっちりです。
おとといの日曜日、スクール内での試合があり、
自信を持って望みました。
私のペアもそこそこベテランで、これなら優勝も
狙えるという思いもありました。
そうです、今までの成果を試すときが来たのです。
いつもレベルの高い人たちとの練習試合でも
ほぼ押し負けることもなくなり、いつもどおりやれば
絶対勝てる、そんな思いでした。
でも今回も1位リーグにはいけませんでした。
結果は2位リーグで準優勝どまり。。。
リーグ戦ではそこそこ良い感じで試合をしたのですが
優勝したペアに3-6で敗退。リーグ戦で全勝しなければ
1位リーグに行けないので、その時点で2位リーグ行きが
決定しました。
まあ、これは仕方ないとしても、
自分で許せないのは、最後の決勝戦で格下相手に負けてしまったこと。。。
でも、「ああ、このペアになら楽勝で勝てる。」と
思ったのが敗因です。
我々ペアはミスしないように安全に勝ちにいったのですが
相手は捨て身でぶつかって来ました。
キープキープできたのですが、7ゲーム目で
ワンブレークされて3-4になって、やっとやばいと思い
そこからこちらも全力でぶつかっていきましたが
すでに遅しで、3-6で負けてしまいました。
相手のサーブはゆるゆるのサーブなのに
リターンミスをしたり、簡単なポーチをミスしたり。。。
ちゃんとボールを見ていないんですよね。
打つコースを先に見て、ヘッドアップしてる。
ミスしないようにとどこかで消極的になってる。
私のペアもいつもは前に出てくるのに
全然でてこないし、ストロークも押されて。。。
負けて当然です。
その日、家に帰って今までにないほど
落ち込みました。
今まで何を練習してきたんだろう。
こんなにも練習してきたのに。。。
テニス、もうしたくないな~、って。
次の日、スクールがあったんですが、
行きたくなかった。
でも、ここで行かないと今までの努力が
すべて無駄になるような気がして、
頑張って気持ちを奮い立たせていきました。
でも、内心「何を練習しても駄目かも」と
思ってました。
でも、行ってって良かった。
とにかく昨日の試合のイメージですべてのボールを打ちました。
今までのスクールの練習では、スイングの
確認ばかりをしていたところがあるので、
メンタルを試合に近づけてボールを打ちました。
試合の中でボールを見て、しっかり打つ練習を。
そうすると、私の足りないものが沢山見えてきました。
良かった、スクールに来て。。。
そして最後に コーチに言われました。
「昨日、勝ちにいったでしょう?」
「勝ちに行っては駄目です。
試合を しにいかないと」
はっ!そうか、俺は勝ちに行ってたから
勝てなかったんだ。試合をしに行ってなかった。
このコーチの言葉が私の胸にコトン入ってきました。
そして、昨日その気持ちで練習試合をしてきました。
今まで練習してきた成果を試合で出すだけ!
その思いで、ボールを打ちました。
相手を負かすとか、打ち勝つではなく
冷静に練習のとき打っているボールをそのまま打つだけです。
そうするとやはり違います。一球一球に集中できます。
サーブも狙ったところに面白いほど入ります。
結局、昨日は全勝で気持ちのいい試合が出来ました。
また、これからの課題も見つかりました。
テニスは格下相手だから勝てるとは限りません。
ナダルだって格下相手に負けるんですから。
戦う相手は自分の心です。
テニスは奥が深い!
今ではまたモチベーションが
かなり上がってます!
やはり、テニス馬鹿です。