2009年11月30日
自分がイメージしてたのと、かなり違う。。。
先日のスクールでのこと。
ネットからベースラインまで走らされて
ジャンピングスマッシュを打つ練習で
嫌と言うほど他のメンバーとの差を見せつけられた。
10月にこの上級者ばかりのクラスに入ったが
ストロークやボレーではあまり負けている
意識はなかったが、ジャンピングスマッシュでは
大きな差があると感じた。
これではいけないと思い、壁打ちに行き
久しぶりに自分のスマッシュを打つ姿を
デジカメの動画で撮ってみた。
その場で動画を見てみると
軸がぶれている。
そして、打ったときに
身体がちゃんと前に向いていない。
スマッシュの身体の動きには、
できるだけ姿勢を崩さずまっすぐに保ちながら、
しっかりと身体を回す(ひねる)ことが大切になる。
つまり、テイクバックで身体が横向きになっていても、
インパクトでは身体を前に向けて打つのが基本。
自分ではそうしているつもりでも
撮影した姿はそうではなかった。
私の場合、横を向く意識はあっても、
そこから前を向く意識がまだまだ足りないようだ。
とくに下がりながらのジャンピングスマッシュのときに、
身体を十分に回せず、横向きを残したまま打っている。
またサーブでは意識していたが
スマッシュでは決めようと言う意識からか
手首に力が入りすごく硬い。
そこで、手首の柔軟性と身体の捻りとを
意識して動画を撮ってみた。
すると、とてもいい感じになってきた。
こうして動画撮影すると悪いところが
一発で分かり、その場で改善できるので
とっても便利だ
折角だから、
スマッシュ以外にもフォアハンドストローク、
バックハンドストローク、サーブも撮ってみた。
1年前に撮影した時と比べてかなり良くなってはいたが
また様々な課題も見つかった。
次の日、その課題を持ってまた壁打ちに!
動画をパソコンで見て自分の悪いところを
分析してきたので、悩まむことなく改善出来た。
後はこの意識を持って練習に励むだけ!
自分のイメージしてたのとかなり違うので
ショックもありますが、
動画効果は抜群!
上達する上では一番手っ取り早いかもしれません。
皆さんも是非!
2009年11月24日
センターベルトを狙え!?
シングルスで戦っていて感じることだが
きわどいところを狙って打つとミスが多い。
当たり前か。。。
でも、最近そのミスを減らす方法を見つけた。
以前に書いたが、打つ前からクロスかストレートかを
決めてボールに入っていくとミスが減る。
でも、それでも決めようと思いアングルに打っていくと
サイドアウトのミスが多かった。
これを何とか改善させたいと思い
誰もいないコートで、ボールを持たず
アングルに攻める素振りをしていた。
その時、相手コートのアングルに打つ時の
イメージラインと実際にボールが飛んでいく軌道を
比べてみると、大きな差があることに気がついた。
上の図を見て分かるように、
自分のフォアサイドコーナー(打点)から
相手フォアサイドアングルを線で結ぶと
そのイメージラインはネットを越えるとき、
センターベルトからそんなに遠くないところを
実際は通過している。
でも、私の中でのイメージは
センターベルトのもっと遠くを通過させて
アングルに打つイメージがあった。
普通にコーナーに打つ場合はセンターベルトの上を、
アングルでもセンターベルトから
わずか30センチぐらい
を狙わないといけない
この様にコートを上から見ると、
当たり前と言えば当たり前の事なのだが、
実際コートに立っていると、アングルに打つには
センターベルトよりかなり遠いところを
通さないといけない様に感じるものだ。
ボーリングを想像してもらえば分かり易いが
ボーリングは投げるときピンを狙うのではなく
レーンの三角のマークを基準にして狙うと良いように
センターベルトを基準に、センターベルトから
何センチ横を狙うと考えるようになって、
ミスが減った。
リターンでもセンターベルトを基準にして打っていくと
かなりきわどいところを狙っていける。
サーブではこうした狙い方をしていたが、
ストロークではやってなかった。
今更ながら
「狙うってこういう事だったのか」とわかった(汗)
やはり頭が熱くなって、
冷静に狙えてなかったんだな~と反省。
2009年11月20日
ローボレー、その打ち方では安定しません!
『 慣れ 』で打っていては、
いつまでも上達しない。
と、前の記事に書いたが、
ホントにその通りだ。
今回はボレーに関してだが、
最近『ボレーはいい感じで打てるようになった』と
自分では思っていた。
でも。。。
先日スクールでボレストの練習をしていた時のこと。
サブコーチの速いボールも上手くボレーできて
自分の中ではかなり満足してやっていた。
そこにメインコーチが来て、
私のローボレーを見て言った。
「上手く打っていますが、
その打ち方では安定しません。」
と言うと、
ローボレーはこうして面を作って打つんですと
その打ち方の見本を見せてくれながら
私の打ち方と正しい打ち方の違い、ラケットの出し方、
その他いろいろなポイントを教えてくれた。
そのポイントをここで伝えたいのだが、
きっと上手く書けないのでやめておくが、
私にとって目からウロコが100枚ぐらい
落ちる内容だった。
でも、その日は教わった内容を試す機会が無く
スクールが終わったので、家で教えられたとおりに
素振りをし、また次の日には、友達とボレーの
練習をして教えられたことを身体に覚えさせた。
するとローボレーが安定したばかりではなく
ミドルボレーもハイボレーも全てが安定しだした。
練習試合でも、ボレーミスが激減し
きわどいコースも上手くつけるようになってきた。
大げさに言えば、
ボレーをミスる気がしない!
と思えるほど、自信がついてきた。
※実際にはミスりますが。。。
実を言うと、私の今のコーチは、
有名なプロを教えていた凄いコーチ。
他のスクールのコーチにそのこと言うと
「凄いコーチに教わっていますね~」と驚かれた。
やっぱりこのコーチ、凄すぎる!
今まで色んなコーチからローボレーを教わってきたが
ピンと来なかった。でもわずかな時間で
私のボレーの意識革命をさせてくれたのだ。
ほんと今までローボレーも慣れで打っていたから、
上手く打てるときもあれば打てないときもあり
安定しなかったのだが、でも自分の意識の中では
こうやってボールをイッパイ打っていたら
いつの日か安定して上手くなると思っていた。
いや勘違いしていた。
以前、神様ボレーの事を記事にしたことがあるが、
今回教えてもらった打ち方は、正にその打ち方だ。
このコーチに教えてもらっていたら、
神様ボレーに少し近づけるかもしれない。
なんだか光が差してきたような気分だ。
ボレーが益々楽しくなってきた。
2009年11月20日
ぷらんぷらんサーブ
サーブ
私にとってサーブは調子のバロメーターだ。
サーブの調子が良いか悪いかで試合の流れが変わる。
私はサーブに対してある程度自信があるが
調子に乗ってバンバン打っていると
いつの間にか不調に陥る。
不調の理由は簡単!
力みだ。
力みが全く無く、脱力して打てる時は、
何も考えなくても狙ったところに打てるが、
いい気になってくると更に速いサーブを打とうとして
脱力が上手くキープ出来なくなっている。
さて、脱力、脱力と簡単に言うが
脱力とはどうすれば良いのか
私は分かっているのだろうか
試合中、サーブが入らなくなったときは
『あっ、力んでる。脱力しなければ 』
と思うが、そうそう上手くいかない事の方が多い。
肩の辺の力を抜くのか、
腕全体の力の抜くのか、
はたまた、打つどのタイミングで抜くのか、
今まで調子の良いときには
そんなことを考えたことはなかった。
私の中で調子の良いときは、
自然と身体がリラックスして勝手に脱力できて
良いサーブが打ててた、と言う感じだ。
それは練習を積み上げてきた中での感覚なでの
はっきりと自覚が出来ていなかったのかもしれない。
で、最近サーブで脱力しようとしても上手く脱力できないで
つじつまを合わせる様なサーブばかりをして
調子の良いときと悪いときの差が激しく
悶々とした日々を送っていた。
しかし先日、霧が晴れた!
先日のスクール での出来事。
ボールを手に持って投球練習をしていた。
これはサーブの練習ではなくスマッシュの感覚を
再確認するための練習だった。
コーチは「スマッシュはボールをまっすぐに
投げるような感覚です。」と言っていた。
私は心の中で『知ってるもん、そんなこと』と
ちょっと今更こんな事をやってもと思いながら
ボールを投げていた。
サーブの基本練習でもボールを投げる練習をするのだが
サーブでは遠投の要領で投げるので
力一杯投げることはなかったが
スマッシュの練習なので
ボールを力一杯投げていた。
あっ!
その時、あることに気がついた。
力一杯ボールを投げるときにも
『肘から先』は
必ず脱力している。
手首もだらんとしているし、
特にボールを握る握力はわずかだ。
そう、ボールをガチガチに握っていたら
ボールを投げることさえ出来ない。
投球フォームでの動きとしては、
構えてから振りかぶるまで
肘から先にはほぼ力が入っていない。
サーブも同じでトロフィーポジションに移るとき
肘から先はぷらんぷらんにし、
最低限の力を使い肘を引き上げ、
トロフィーポジションから腕を振るときも
肘から先には全く力を入れず、ボールの当たる瞬間だけ
ラケットが飛んでいかない程度の握力を使うと、
どうだろう!
サーブが驚くほど安定し、
力を入れていないのにサーブの速度も驚くほど速くなる。
回転をかけようかけようと力んでいた以前とは
回転量も違うので相手を翻弄することも出来る。
名付けて
ぷらんぷらんサーブ
お陰で一昨日の練習試合では、
負けなしで、サービスも簡単にキープ出来た。
無敵です(^^;!
脱力!
言葉で言うのは簡単だが、
何処をどう力を抜くかがわかると
安定度が全然違ってくる。
はやり無理のない身体の動かし方が
良いボールを打つ一番近道なんだと
再認識した日だった。
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【今日の一言】
何でも基本が大切。
※『慣れ』で打っていては、いつまでも上達しない。
そして、強く心にこの言葉を刻め!
『決して調子に乗るな 俺・・・。』
2009年11月09日
チャーーンスボーーーーール!
よっしゃ、
チャンスボール!
相手からの球が浮いてきた!
このポイントを決めれば私たちの勝利!
ラリーが続いていた中でやっと浮いてきた球だ。
前衛の私はここぞとばかりに
そのボールをスマッシュで。。。
先日のミックスダブルスである。
対戦相手は今まで負けたことのない相手。
でも、今日は相手が果敢に攻めてくる。
私のペアもその気迫に押されて普段しないミスを連発。
どうにか踏ん張り、ゲームカウント5-4でリードし、
迎えた40-40でのマッチポイント。
お互いが白熱してラリー戦が続く中、
相手から逃げのロブが上がった。
『ここでしとめなければ』と私が飛び出す。
スマッシュを打つには中途半端な高さのボールだったが
私はためらわずにラケットを振った!
バシッーー!
私が打ったその鋭いボールは、
見事にーー
ネット・・・・
/( ̄ロ ̄;)\ ヒエェ~~~!
ラッキー
ポトッ
うそ~ん(私)
アホッ
そこで5-5になり
タイブレまでもつれて結局負けてしまった。
普通ならミスしないボールをミスしたときに
イヤと言うほど自己嫌悪に陥る。
なんでそんなに「浮いてきた球」に弱いの?
勝ちを急いで焦ってしまったから?
やっぱりその時、心に余裕がなかったのかもしれないな~。
相手は今まで一度も負けたことのないペアだっただけに
ほんと、落ち込む。。。
ミックスはほんとに難しい。
男ダブなら思いっきりいけるのに
ミックスだと微妙に打つ力加減に悩んでしまう。
最近、シングルスにばかり意識を置いていたので
ダブルスの戦い方を忘れてた?
もともとダブルスが上手い方ではないが、
最近は調子が良かっただけに落ち込みも激しい。
まあ、どちらにしても
情けない結果だ。
でも、
『敗北は成長する
チャンスである』
この言葉を信じて練習に励もう。
【 教 訓 】
チャンスボールほど大ピンチ!
2009年11月06日
まぐれかもしれないけど、遂に勝った(^^;
よっしゃー!
勝ったぞ!!
遂に勝ったぞ!!!!!
あの超上級者Hさんに!
8月にシングルスの試合をして
2-6で負けた試合から
何度か挑戦してきたが
2度目は3-6で負け
3度目は4-6で負けた
段々とゲームを取れるようになってきていたが
でも最後に勝ちきれなかった。
しかし、とうとう先日
6-2で勝ったのだ!!!
8月から
最初に負けてた時に感じた自分の弱点を克服するため、
走らされてもバランスを崩さずに打てるよう下半身を鍛え、
腹筋、背筋のトレーニングを倍に増やし、
打つイメージを常に持って特訓してきた甲斐があった。
そして今回の もう一つの勝因 は何かというと・・・。
最初から打つ場所を決めて打っていたこと。
今までは、走らされて打つ場合でも
相手に打ち勝とうと思い、打つ瞬間に相手の場所を見て、
更にきわどいコースに打とうと無理して打っていたが、
今回は走らされてもボールをただ闇雲に返すことだけを
考えるのではなく、打点に入る前に
『この体勢から打点に入った時に無理なく打てるコース』を考え、
そのイメージラインにボールを乗せて打つことだけを
意識して打ったのが良かったのだと思う。
つまり、
「この体勢からならストレートが打ちやすい」とか、
また余裕があるなら
「クロスに打つならこう打点に入ろう」とか
走りながら打つイメージラインを描きながら打点に入ったことで
打つ瞬間に迷うことなく、また無理せずに
安定したボールを打てたのでミスもほとんど無く
思うようにボールを打ち分けられた。
リターンでも初めからどんなサーブが来ようと、
クロスかストレートか、相手の足下かを
決めて打ったので次への転回を考えやすかったこともある。
速い転回の中で迷いは禁物なので、
打ち急がずにイメージラインにボールを
乗せて自分を信じて打ち込むことが大切だと今回思った。
今回、たまたま勝てたが、
次回はどうなるか分からない。
相手ももっと果敢に攻めてくるだろう。
そうすれば、今回のように上手くいくとは限らない。
自分も果敢に攻めていける様、更に練習に励もう!
2009年11月04日
実践的なボレー練習のお陰で。。。
やっと新しいクラスに慣れてきた!
まあ、楽しくてしょうがない!
コーチの今まで見たこと無いような
ボールの速さにワクワクしてしまう。
コーチのボレストの時のストロークの球が
空気を切り裂くような音を出して飛んでくる。
それをボレーで押し返す。
更に速い球が飛んでくる。
そしてまた返す!
コーチに打ち勝った時は快感だ。
本当にワクワクする。
以前のクラスではボレストは続けなければ相手に悪いし、
それを前提に練習メニューが進んでいっていたので
ボレーの時には相手の打ちやすいボールを返していたので、
あまり踏み込んで打つ様なボレーをしていなかったが、
ここでは、実践的な練習をしていて
決めに行くのが当然といったスタイルなので
ボレーも大きく踏み込んで打つ感覚が自然と身に付いてきた。
ボレーってこんなにも
楽しかったのか!
と思えるほど!!!
良くスクールに通っている人は、
試合でも人のいるところに返したり、
ボールの来た方向にそのまま返す癖があるというが、
きっと一般のクラスでの練習方法がそれなので仕方ないのだろう。
でもこのトーナメントクラスは実践的な試合での状況を
練習の時から取り入れているので、生徒の目つきも違う!
おらおらおら~って感じだ
私の友達で一般上級クラスにいっているやつが
私の練習を見に来たときに「異様な雰囲気ですね!」と
言っていたのもうなずける。
また、体力的にもつかと思っていたが、
この厳しさが大学時代の苦しい特訓を思い出させてくれて
なんだか気持ちの良い苦しさだ!
私は決してMではないのだがこの苦しさが癖になってきた。
あとは、もっとストロークの打ち合いの中で
荒さを無くしていかなければ。
そうそう、あるコーチのブログで
決してミスをするなとか、カッコよくプレーしようと思わずに
「周りの人があなたを見て、とてもリラックスしていて
楽そうに、流れるようにプレーしていると見えるように
プレーしてください。」とあった。
私も打ち勝つ気持ちの中にも力みを無くして
涼しげにプレーしてみよう!
さあ、今日もテニス、がんばろっと!