2009年02月21日
バックハンドが苦手な理由。。。
シングルスにおいて、
バックハンドがしっかり打てるかどうかが
試合の鍵を握るといっても過言ではない。
(もちろんフォアハンドがしっかり打てるというのが前提だけど。。。)
私はバックハンドは、大の苦手だった(シングルハンドです)。
バック側を狙われたらスライスでばかり返していた。
そう、ほぼ100%
多くの人がフォアよりバックが苦手なのは、
「単純にフォアの打つ回数が多くて、
バックは打つ回数が少ないからだ」
とコーチは言う。
と、いうことで、
最近、壁打ちに行けば1時間以上バックハンドの練習をしている。
この前は、400球打ってきた。
そのお陰でかなりいい感じになってきて、
バックハンドが楽しくなってきた。
まだまだ、試合中自信をもって打ち込めるほどではないけど
積極的に打つようにしようと頑張っている。
そのお陰で、友達からは
「ブルーコメットさんのバック側に
甘いボール打つと決められるから気をつけないと~」と
言われるようにもなった。
言われている本人は、それほど自覚はなく苦笑いなのだけど。。。
みんなからも
「ホント綺麗なフォームをしていますね~」と
言われて、かゆくなる。
でも、ほんとは
かなり嬉しい。。。
明日もがんばってバックハンド練習するぞ~!!
2009年02月21日
ボレストの時のように打つべし!
昨日に引き続き、シングルスの試合で
どの様にパッシングショットや決め球を打っていったか
についても忘れないように書いておこう。
今回、シングルス試合の為に相手のバック側に打つ練習と
チャンスボールを決める練習をかなりしていた。
その中で、ベースラインの中で打てるチャンスボールを
アウトミスをするケースが何度かあった。
これが実際の試合ならかなりもったいない。
このミスを減らすにはどうしたらいいのか、
考えた。
ピンポイントでベースラインやコーナーを
目標にしてしっかりと打つと誤差が生じてアウトするし、
アウトしないようにコントロールして打つとしっかりと打てない。
そんな玉は、威力もないので拾われる可能性が大だ。
色々考えているうちに、
以前にナインティナインの岡村がテニスにチャレンジした番組の中で
修造がフラフープをネットのすぐ後ろに立てて
それを目標に打つ練習をしていたのを思い出した。
「そうか!ボールをネットの上、
どのぐらいを通すかだけを
意識して打てばいいんだ!」
それはボレストの突き玉を打つのと感覚が似ている。
そこでボレストの突き玉を打つ感じで打つと
とてもいい感じでコースが狙えるし、アウトしない。
遠くのポイントを狙うよりも、ボレストの時の様に
目標をネットから20センチぐらいと定めておけば
しっかりと打てるしアウトもしない。
もともと、私はボレストの突き玉は大の得意なので
この感覚で打てばいいとわかってとても楽だった。
よし、これでいける!
もともとフォアハンドが得意な私は
さらにこれが秘策となり、自信を持って試合に望めた。
事実、このような意識ですべてのウイナーやパッシングを
ためらわずに打つことが出来た。
ボレストの時は膝もしっかり曲がって
打っているので尚いいようだ。
この感覚は忘れずに覚えておこう!
2009年02月20日
メンタルと集中力
今回の試合(シングルス)での勝因を
忘れないうちに書いておこうと思う。
それは自分でも信じられないぐらい集中できたことと
メンタル的に崩れなかったこと。
集中力に関しては、
何からも気持ちを乱されることなく淡々とテニスができた。
まるで
壁打ちをしているように。。。
相手もポイントもほとんど気にならなかった。
1ポイント1ポイントに集中できていた。
極端な言い方をすれば、どの相手とあたっても終始、
「独り」でテニスをしている感覚。
とても冷静に時間が過ぎていった。
実際、私は毎週土曜日に2時間ほど壁打ちをしている。
無言でボールだけに集中して打っている。
壁打ちの練習は、ミスショットをすれば、
どこがダメだったのかも良くわかる。
ポイントなども意識せずにそのスイングだけに意識も出来る。
きっとその壁打ちのおかげで、
知らず知らずに集中力が養えたのかも知れない。
また、対戦相手を見て
自分で勝手に結果を予想しない
ことも大きな要因だった。
だからこそ自分が出し切れた。
今までは
「この人には勝てる!」とか
「この人には勝てないかも」とか、
どこかで決めていたので
勝てる相手にポイントを先行されれば焦るし、
勝てない相手にマッチポイントを取られれば諦めてしまっていた。
そして今回、モチベーションを上げる言葉、
「打てる、勝てる、大丈夫」と常に口に出した。
いつもの私の悪い癖 は、
友人とダブルスの練習試合のとき、自分がミスをすると
「なんでそんなんミスんね~ん」
「振り切れてないや~ん」
のような自分をたしなめるような言葉を口にする。
それが集中できない原因であり、
メンタル的にもだめになっていく原因だった気がする。
今回の試合ではミスしても叫ばず、
決してマイナスな言葉は口にしなかった。
また、相手に決められても、「やばい」とか
「次もウイナーを打たれたらどうしよう」とか一切思わず
「今のは仕方ない、次はもっと強気で打とう!」と
すぐ気持ちを切り替えることが出来た。
ボールを拾いに行くときも自分のペースで
ゆっくり歩いて、その時間で心を落ち着かせた。
壁打ちのときと同じように、
失敗してもウイナーを決めても声も出さず、
淡々とテニスをした。
さすがに決勝戦では、リスキーなショットを
打たなければならない場面で、それを決めたときは
小さくガッツポーズをワザとした。
これは相手に私が自信満々にプレーをしている、
マッチポイントを取られてても私がびびってない、
と言うとことを見せて脅威を感じてもらえればと思っての行動。
ボクシングで打たれても打たれても立ち上がる相手は
いやだということを聞いたことがある。。。
負けているのに最後まで諦めずに挑戦的に
打ってくる相手は誰もがいやだしやりにくいと思う。
これも功を奏し、最後には相手の方がびびって
消極的なプレーになっていた。
試合後にスクールの支配人と話したときに
「ここまで接戦となったら
実力の差はない。
最後は気持ちの差だけだ!」
と言っていた。
私もそう思う。
テニスの試合はメンタルが大きく作用する。
練習中に打てても試合で打てないのは気持ちだけだ。
私もメンタルをもっと強くしていきたい。
今回、自分でもいろんなことが経験できた。
これを次の試合に生かしていきたい。
また、もっとショットに自信もつけていかないといけない。
がんばろう。
【今回の試合で学んだこと】
・壁打ちしているように集中する。
・「打てる、勝てる、大丈夫」など自己暗示の言葉を口にする。
・サイドチェンジの時は貧乏ゆすりをする(足があったまって動きやすい)。
・転がったボールを取りに行くときにはゆっくりと取りに行き、
そこで心を落ち着かせるなり自己暗示の言葉を言う。
・最後まであきらめない。
・入れに行かない。
・対戦相手を見て自分で結果を予想しないこと。
・自分のテニスをする、自分を出し切る。
2009年02月17日
優 勝 の 瞬 間
よっしゃーー!
その時は訪れた。
優 勝 の 瞬 間 。。。
ほんとは絶対勝てないと思っていた。
でも、今日の私は最後まで諦めなかった。
勝ちたかった。
1球1球、1ポイント1ポイントに集中した。
相手と戦ったのではない、自分と戦った。
そして、勝った。
勝利をつかんだ。。。
シングルスの試合で、
いままでなら実力が五分と五分や格上との試合では
最後に気持ちで負けていた。
試合中、勝てるイメージが出てこない。
タイブレになったら、いつも負けるんじゃないか、
そんな弱気な自分がどこかに必ずいた。
でも、今回は自分に
「勝てる、打てる、大丈夫」と
常に口に出して自己暗示に掛け、負けるイメージをふりほどいた。
試合の内容は
6-1
6-1
6-0
で、勝ち進み、決勝へ。
決勝戦の前に、次の相手が試合をしているのを
見ていたのだが、かなり上手い。正直、格上だ。
最初に、決勝で当たるだろうと予想していた人が
あっけなく2-6で負けてしまった。
そして、決勝戦。
最初、私のストロークも調子が良く
4-0で勝っていた。
このままのペースを維持して行けば必ず勝てる。
と思った、
第5ゲーム
相手が戦法を変えてきた。
前に出てきたのだ。
相手はとてもボレーが上手く、甘いボールは
確実に決められてしまう。
そうしているうちに、
4-4、4-5と まくられてしまった。
第10ゲーム目
私のサーブ。
サーブの調子があまり良くない私は、
ダブルフォルトもあり、相手のマッチポイントに。
ファーストサーブがフォルト。
ここでいつもなら入れに行くのだが、
入れにいってダブルフォルトする負け方だけは避けたかった。
負けるにしても、
挑戦して負けたかった。
そして、集中して集中してセンターに打った。
それが
ノータッチエース。
それから私の気持ちもぶれることなく、
後の2本のサーブも強気で打った。
その後もマッチポイントも何度となくとられたが
平常心で自分のテニスをした。
相手が前に詰めてきても、逃げのロブは一切使わず
パッシングショットでサイド、アングル、ストレートと
冷静に狙って決めた。
そして、6-6となり
タイブレークへ。
最初、1-4と引き離されたが、気持ちはぶれない。
ただ次のポイントをしっかりと取ればいい。
2-4(パッシング)
3-4(エース)
4-4(ウイナー)
そして
5-4(パッシング)
リードした。
ここに来て集中力は私の方が勝ってたと思う。
もうポイントは気にしない。
自分を出し切るだけ。
5-5、そして6-5
初めて私にマッチポイントが来た。
でもネットミスで6-6
次に私のパッシングショットを相手がボレーミスし7-6
再びマッチポイントが私に来た。
最後のポイントは相手のバック側にフラットで押し込んで
浮いてきた球を前に行ってたたき込んだ!
その瞬間、
よっしゃーーーー!
自然と叫んでいた。
優勝だ。
優 勝 したんだ。
信じられない。。。
勝ったんだ。
私は試合中、集中力がとぎれるので
全く周りは見ていなかったのだけど
周りにはギャラリーが沢山増えていた。
私たちの白熱した試合に知らない人までが、
私の勝利を喜んで握手を求めてきてくれた。
泣きそうになるのを押さえるのが大変だった。
友達も何度も何度も 「おめでとう」 と言ってくれた。
ほんとにみんなの応援のお陰だ。
ありがとう、みんな。
ほんとなら勝てるはずのない試合だったと思う。
テニス人生、最高の日。
私は一生 「あの瞬間」 を忘れない。
2009年02月04日
食い込まれた時に。。。
また、思い出したのでもう1つ。
先日のスクールで速いボールで食い込まれた時に
Tコーチに
「速いボールで食い込まれた時に
頑張って対応しようとして、逆に早くラケットを
出しすぎているので、ボールが左に飛んで
いくんです。もっと我慢してボールを
引き付けて打ってみてください。」
とアドバイスをもらった。
自分でも以前から少し気にしていた部分なのだが、
食い込まれたボールは仕方ないと、あまり
気にしていなかった。
でも、コーチに言われたように少し我慢して
ボールを引き込んで打つと、上手く打てる
Tコーチ、さすが!
ほんとにいいアドバイスをくれる。
もっと上を目指すなら、この辺も仕方ないと
諦めないでクリアしておかないと
いけないということか。
最近、なんかいい感じ!
2009年02月04日
サーブの軌道
立て続けに3つの記事を書くなんて。。。
書きたかったけど、忙しくて書けなかったので
たまっていました。
今度はサーブです。
やっと自分のサーブを見つけました。
(※ファーストはスライス、セカンドはトップスライス)
苦節1年。
壁うちに行けば2時間も3時間もサーブだけを練習し、
またコートが開いていれば延々サーブ練習をした
甲斐がありました。
でも、その閃きは、偶然に打った
たった一球のサーブから。。。
(今まであんだけ練習してたのに、意味なかった?)
1月6日、いつものように独り寂しくコートで
サーブ練習をしていたときのこと
たまたまいつもと違う軌道で打ってみたサーブで
見えたんです。
サーブの軌道がはっきりと。
「あっ、この軌道で打てばサーブって簡単に入るんや!」
それは、いつも打っている軌道とはぜんぜん違う軌道でした。
今までの軌道のイメージはある程度上から下に
向かっていく感じのものでした。
もちろん、そうではないのは知っていましたが
高い打点から打つということから、どこかでやはり
そんなイメージがありました。
でも、私がその時見た軌道は違いました。
そんなに高い位置ではないところから
まっすぐ直線的に飛んでいって
ある位置から「グン」と落ちる、そんな軌道でした。
「えっ、この軌道でこんなに強く打っても入るんや~。」
と最初は驚きでした。
そこで、今度は打ちたいポイントを見て、
そこからトスの位置まで目でその軌道をなぞって、
打点の位置にきたらそこにトスを上げて打つ練習をしました。
するとほぼ確実にそこに打てます。
最近は、打つ前にその軌道が見えます。
様はトスが「そこ(軌道上)」にあがれば
確実に入るということがわかったのです。
(※セカンドサーブは回転を少し多めにかけるだけで
スピードは落としません。)
そうなってからは、サーブが面白くて仕方ありません。
先日の試合でも、最後の2本は
ノータッチエースで決めました。
もちろんその時はピンポイントでエースを狙っていました。
とても快感でした。
サーブに自信がつくと、全ての面で楽なので
さらにテニスが楽しくなってきました。
今年の目標は、バックハンドとスマッシュの克服です。
さあ、また壁打ちに行くぞぉ~!
2009年02月04日
鈴木貴男のサーブ&ボレーレッスン
最近、ボレーがかなり上手くなった。
(鈴木貴男のサーブ&ボレーの本を買って読んでから
飛躍的に上手くなった気がする。また軸足にちゃんと乗ることを
心がけてからとてもいい感じになった。)
バックボレーもいい感じ。
(以前上手く打てなかったのはグリップがフォアの
厚い握りのまま打っていたのが原因:解決済み。)
バックのハイボレーは、さらにいい!
肘を高いところにセットして、腕も鞭の様に振る!
なんか知らん間に上手くなってる。
嬉しい。
【メモ】
ボレーボレーの練習のときは必ずピンポイントで
狙って打つ練習を心がける。
速いボレーボレーの練習の場合は、
打ったらすぐにニュートラルに構える。
また速いボールに対応できるよう懐を深く保つ。
2009年02月03日
コーチ、ありがとう!
スマッシュも昔よりは苦手意識がなくなってきました
が、
でも、後ろに走らされる深いロブでは
まだまだミスが多い。
試合でも打とうと思えば打てそうだけど、
いつも自信がないのでハイボレーで返してしまう。
この前、壁うちでつかんだ膝を曲げて打つのも
試合中、必死になると忘れてしまう。。。
こりゃ、スマッシュを自分のものにするのには
相当時間がかかりそう。。。
そう思っていたら、
昨日、スクールで深いロブをスマッシュで決める
練習がありました。
「ああ、苦手だな~、うまくできるかな~。」
と思っていたら案の定、アウトやネットミスの連発。。。
気持ちよくスマッシュが打てるのは自分の前で
打つ簡単なロブぐらい。
やっぱりセンスがないんかなぁ~
Tコーチが
「ブルーコメットさんは打つときに頭が動いているから
安定しないんです。もっと軸を作るように頭を残して
ただ左手と右手を入れ替えるように打ってみてください!」
でも、Tコーチからそう言われたとき
「ふ~ん、そうなんかな~」
ぐらいにしか思いませんでした。
というのも、自分ではそんなに頭を動かしている
意識はなかったので。。。
それよりももっと他に原因があるんじゃないの~。
ボールとの距離感がつかめてないとか。。。
振るタイミングが悪いとか。。。
センスがないとか。。。
そしてスクールの最後のメニューで今度は
実践的な試合練習の中で深いロブをあげて
それをスマッシュで決める練習がありました。
深いロブが上がります。
後ろに走ります。
コーチが言ってくれた通りに
頭を動かさないように腕を振ります。
(それこそ頭を動かさないことだけを考えて打ちました)
バぁーーシぃーーー!
ずばぁーーーーん!
えーーーーー!!!
見事に決まります!
それも強烈なスマッシュが。。。
今までこんな深いロブでこんなに威力のある
スマッシュを打てたことがありません。
Tコーチも力強く
「そう!」
もう一度、また深いロブがあがります。
ばしーーーーーーーーん!
Tコーチ(さらに力強く)
「そう、それっーー!」
コーチも私が旨く打てたので嬉しそうでした。
それ以上に私は嬉しかった!!!
頭を動かさずに残すだけでとっても安定しました。
きっとバランスが崩れないので打つ方向、角度などが
わかりやすく、ネットやアウトのミスがなくなったんだと
思います。なによりスマッシュを打つときに安心感があります。
今までスマッシュ練習でいろんなことを試してきました。
でも、腕をどう振るとか、手首をどう返すとか
とっさに意識しにくいものばかりでしたが
頭を動かさないということを意識するのはとても簡単です。
やっぱり、私のコーチは凄い!
一発で、私の弱点を見抜いて
改善してくれた。感謝感激です。
そんなコーチに、男やねんけど
惚れてまうやろーーーーー!