2009年10月27日
これが試合モードの練習と言うヤツか!
10月から スクールのクラスを変えた。
スクールでは、
コーチの良い悪いも大事だが
それ以上にそこにいる生徒のレベルが重要だ。
私のいたクラスは一般クラスでは一番上のクラスだが、
ちょっと前から何故か、か弱い?女性が増え出し、
思いっきり打ったら返ってこないばかりか、
下手すると私がサブコーチみたいに
球出しをしているような時間が増えだした。
だから、自ずと気合いも入らず
横着なテニスをしてしまうことが増え、
フラストレーションが貯まってしまっていた。
こんなことしていたら、上手くなれない
そこで一念発起してトーナメントクラスに入ることにした。
このクラスはコーチの推薦が無ければ入れないクラスだが、
推薦を頂いたので、行くことにした。
その前に下見をしようと
入ろうと思ったクラスを見に行くと、
おいおい、
そのメニュー、
ハードすぎじゃない!
と思わず言いたくなるほど凄い!
その様子はジュニアの練習かと思うほど!!
ついていけるかな~と思ったが、
これについていければ必ず上達するだろうと思い
このクラスに決めた。
案の定、10分もすると死にそうになる。
冗談抜きに、心臓が止まるかと思ったことも
一度二度ではない。
二対二のボレー対ストローク戦では
ストローク側はコーチに振り回されて
もうこっちにボールが来ないで~と思うほどつらい。
今までのクラスでは1時間もすると
「ああ、もう30分で終わりか~、時間の経つの早いな~」
と思うことがしばしばだったが、
このクラスでは、
「え!!!!まだ後30分もあるの~!!
もう終わりでも良いのに!!!」と
音を上げそうになる。
以前のクラスではもっとボールを沢山
打ちたくてしょうがなかったのに。。。
でも、クラスの全員かなりの腕前なのでやってて楽しい!
今までは、つなげてあげなければ相手に悪いと思って、
女性には緩いボールを打っていたが、
このクラスでは、その必要もなく攻撃的なテニスができるので
アドレナリン全開で集中できる。
これが試合モードの
練習というヤツか!
ボレー練習でもかなり速いボールが飛んでくるが
かえって上手い人のボールの方が打ちやすい!
私のサーブもここで十分通用する。
最初ついていけるかと心配したが、
なんとかやっていけそうだ。
コーチも笑うととても優しそうで、
とってもいい感じの人だった
でも、課題も色々と見つかった。
持久力をもっと付けなければならないし、
ストロークでは今まで以上にコーチのボールが速いので
テイクバックを改良して打つテンポを早くしないと間に合わない。
その辺を意識して、素振りの練習をしよう。
ちょっと自分のテニスの環境に不満を抱えていたが
これでまたテニスが楽しくなりそうだ。
2009年10月09日
ボレーは打っていない方の手が大切!?
先日のブログで、コーチが
「ブルコメさん、良いですね!ボレーの右手の動き、
もう何も言うことはありません!」
とフォアボレーを褒めてくれたと書いたが、
レッスンの後、コーチと色々とボレーの
フォームについて話していたときに
「もう少し左手を前に上げてもいいですね」
と言われていた。
左手???
私の意識としての左手は こんな感じ だ。
まあ、プロのマネをしたら格好いいかな~と思って
左手はこんな感じで打っている。
また、この時は褒められた事が嬉しくて、
コーチの言葉は少し気になったが
「左手はまあイイや!」と軽く考えて
忘れいていた。
そしてこの前のこと、
振り替えで行ったクラスで
Tコーチとボレストの練習をしているときに
コーチの速いボールをボレーしていて、
急に緩いボールが来るとボールを待ちきれず
迎えに行って身体が開いてしまい、打点が狂う時があった。
Tコーチに
「良いときはちゃんと打ててますが、
たまに打ち急いで身体が開きますね!」と。。。
それは自分でも自覚があったし、
またボレーが上手くなった気持ちで
コーチとの速い展開のボレストにトライしていたので
ちょっと凹みながらその日は帰った。
そこで、悔しいのでまた鏡の前で
ボレーのフォームチェック。
「身体が開くと言うことは、こういう事か!」
と、開くときと開かないときのフォームの違いを確認して、
「と言うことは、身体が開かないように
左手を残してブロックしたらいいのか!」
などとやってるうちに分かってきた。
そのフォーム矯正の鍵は
やはり左手!
コーチの言ったとおりだ!
左手を少し前に出す感じでボールを待ち、
左手を残した状態で打つと身体が開かず、
またボールを迎えに行くことなく打点が安定する。
特にハイボレーはボールを打ち急いだり
迎えに行ったりするときは、身体が正対して
いる時が多いので、左手を残すことで
身体の開きを押さえることが出来打点が安定する。
私のコーチは以前、
「上手くなってくれば打つ方の手より、
打たない方の手の方を意識することが大事です。」
と言っていた。
以前、ボレーに苦手意識があったときには
左手もかなり意識していたが、私はある程度打てだすと
横着して打とうとしてしまう傾向がある。
「打ってない方の手」も十分に意識していこう。
何でも両手でバランスをとることが大切だもんね。
プロのマネをしても基本が出来てなければ
ダメなんだから、もっと基本に忠実にしなければ。。。
もう一度初心に戻ろう。
2009年10月05日
「神様のボレー」と「人間のボレー」との違い。
7月のことです。
関西トップトーナメント上位の神様たちと
試合をしたときから、自分のボレーに疑問を持ち始めました。
神様たちは、ボレーを絶対に失敗しない。
神様たちは、どんなボールでも返してくる。
神様たちは、必ず狙って打ってくる。
神様たちは、スイングが柔らかく、綺麗で無駄がない。
私のような人間レベルのボレーでは太刀打ちできない。
私のボレーと神様のボレーのスイングは
何処がどう違うのだろう。。。
でも、神様も人間だったはず!
近づけないわけがない!
無意味にプラス思考の私は
それ以来、神様のボレーと私のボレーは
どう違うのかという研究が始まった。
私はボレーに対して苦手意識は無いが、
打ち方に関して、少し疑問があった。
それは、私はちゃんとした正しい打ち方をしているのか
と言うこと。
今まで、コーチからボレーの入り方や打ち方も
かなり良くなったと褒められては来たが、
速い展開の打ち合いになると「少し硬いですね~」と
注意を受けていた。
コーチの言うように
私自身、しなやかさに欠けるように感じる。
でも、どうして良いのか分からなかった。
ある日、かみさんにボレーを教えているときに
「自分の右横に太鼓を置いて、
太鼓を叩く感じで打つ気持ちで。。。」
と教えていた。
その表現はその時、フッと思いつきで言ったものだ。
でも、自分でもなかなか良い表現だと思っていた。
この表現は、かみさんが手だけを横に出して
ボールを「当てよう」とするので、身体も半身になって
打つのだと教えたかったからだ。
でもその後、自分で太鼓を叩くような仕草をして
いるときに、あること気が付いた。
そう、しなりだ!
小さなバチの動きでは「しなり」がないと
太鼓はしっかりしたいい音が出ない。
大きい音を出すときも小さい音を出すときも
そのしなりの勢い調整と腕の振りで音の強弱を出す。
また、太鼓を叩く動きは、まず脱力して腕をしならせ、
叩くときだけ瞬間的に力(握力)を入れ、その後はまた力を抜く。
最初から握力を全開にしていたら太鼓の音は鈍い。
ボレーのラケットワークも、
太鼓を叩くように肘を少し後ろ引いて
バチを立てて肘から始動し、しなりを加えるようにすれば
いいボールが
打てるんじゃないのか!
実際にやってみると、
安定感抜群で距離感も上手くいく。
ボレーをするのも楽になった。
また、よくボレーの時はインパクトでギュッと握ると
言われるが、そのことを意識してもなかなか難しい。
インパクトだけの意識を強く持つよりも
打つまでの「流れ」のイメージが大切なようだ
※インパクトの後は太鼓のバチを止めるような
動きでななく、反動でフォロースルーを行う。
※簡単に言えば脱力なのだが、
全体の流れを覚えることが大切かも。
それ以来、距離感を調節するときに、
深いボールや走るボールを打つときは
大きな音を出す感覚、
前に落としたり短く打つときは
小さな音を出す感覚。
そんな風に調節ができだした。
そしてその打ち方がほぼ身に付いた時にコーチが
「ブルコメさん、良いですね!
ボレーの右手の動き、
もう何も言うことは
ありません!」
と手放しで褒めてくれた
やっと正しい打ち方になってきたようだ!
でもまだスタートラインに立っただけだ。
まだまだ、実践では打ち方だけではなく、
ポジショニングやプレイスメントを
重視して練習していかなければならないが、
これでネットプレーにも更に自信がついて
楽しくなってきた。
神様に少しでも近づけるように
どんどん上に向かって登っていこう!
神様、どうか蜘蛛の糸がきれませんように。。。