2009年03月16日
見えないプレッシャー
先週の日曜日にスクールの中で
一番レベルの高いシングルス大会がありました。
エントリー数も72名とスクールの中では一番大きな大会。
私は前回その下の大会で優勝したので、
もちろん勢いでエントリーしました。
でも、前日に発表されたドローを見ると、
歴代チャンピオンやベスト10に
入っている人ばかりのブロックに!!!!
初戦は3回前の大会でコンソレ優勝した人。
コンソレ優勝と言っても半端じゃない。。。
もう予選通過なんて無理。。。
でもやれるだけやろう!
とにかく100%出して負けたら仕方ない。
そう言う思いで試合に臨みました。
相手は50歳前ぐらいの人で、
ストロークをバンバン打ち込んでくる様な人ではありませんでした。
私は相手が仕掛けてくる前に、
揺さぶってウイナーを決めたいと言う思いがあり、
最初から飛ばしていきました。
その作戦通り試合の前半、主導権は私が握っていました。
でも、
この前の優勝したときと少し違っていました。
相手は、私が打ち込んでも、左右に振り回しても拾ってきます。
オープンコートを作ってのウイナーも沢山ありましたが、
粘られた末に、更にきわどいコースに打たされ
それがサイドジャストアウト。。。。
ボール一つ分とか、半分とか本当にきわどいアウト。。。
えっ、それアウト???と思うぐらいのもあったな~。
でも、アウトはアウトです。
2-2で迎えた5ゲーム目。
試合の流れは相手に傾きました。
私のウイナーよりもミスの方が多くなっていき、
最終的には2-6で負けてしまいました。
敗因は。。。
戦い方を途中で変えられなかったこと。
無理しないでもっとつないで、チャンスを待つテニスを
しなければならなかったと思います。
でも、出来なかった。
それは、相手からのプレッシャー。
攻めていかないと、何か仕掛けてきそうな雰囲気、
それは相手から受けたのではなく、大会の雰囲気から
勝手に私が思っていただけなのかもしれません。
上の大会にでて、それも強い人に当たって
自分勝手に思いこんでいたような感じです。
緊張はしていなかった。
でも、メンタルや集中力が自分の思うようにいかなかった。
この前とは微妙に違いました。
ホントに難しいものです。
試合の後で結果をコーチに話すと
コーチから「勝つテニス」と「負けないテニス」がある。
と言われました。
「対戦相手は50歳ぐらいでしょ。
高校生とかならバンバン攻めて勝つテニスを
していけるんですが、50歳とかなら負けないテニスを
してくるんですよね。ミスしないテニス。。。
その辺を知っておくとまた戦い方が分かってきます。」
以前のブログで「負けないテニス」の記事を
自分で書いたことがある。それを読み返した。
「勝つテニス」と「負けないテニス」を使い分けて
いかないといけないな~と改めて思った。
でも、自分では消極的なテニスではなく、
攻めて負けたのだから納得はしています。
今度は、もう少し冷静に試合運びが出来るよう、
また、プレッシャー飲み込まれないように頑張ろ~
そしたら、ロディックのインディアンウェルズの試合をネットでやっていた。相手はdaniel koellererというはじめて見る選手。
1セット目は、圧倒的にロディックが取ったようでした。わたしは2セット目2-2から見始めたんだけど、ラリーが、、、、、長い!!数えていればよかったっておもったんだけど、おそらく50ラリー近くやっていた。それが、その1ポイントだけじゃなくて、2セット目全般的にそんな試合。
サーブの弱そうなコロラー。サーブ以外では意外にウィナーのないロディック。お互いミスしないかぎり、ひたすら続く。
我慢できなくてドロップ打ったものが負けだったり、ドロップ打っても拾われてロブ上げられて、でも拾って拾って。
ミスで終わらないから面白い試合なんだけども、「仕掛けたほうが負け」な図式だった。
ロディックも、「負けないテニス」ができるようになったんだぁ~。
プロだから、負けないテニスでは限界があると思うんだけど、素人の世界では、そっちの方が強いですよね。
どっちでやるべきか。そういう勝負勘みたいなの、欲しいですよね。
相手を威圧する(無理する気持ちにさせる)オーラ。それも、欲しい。
早速にコメント、ありがとうございます。
仕掛けた方が負けること、良くありますよね~。やはり無理をして打っていくと精度が下がるし。。。 余裕を持って攻めていける状態で仕掛けていかないとやはりダメですね。余裕のある時のメンタルって、コートやボールもよく見えて、また、よーく溜めて打つことも出来るので精度が上がる。。。 我慢して負けないテニスをして、余裕が生まれたときに勝つテニスをする。とてもレベルの高いことですが、本当はこれが理想なんですが。。。
相手のプレッシャーを気にしないで出来ることが、一番ですが、これも上手い人とやると難しい。テニスって出来た!と自分で思っても、ひょんな事から出来なくなったりと、奥が深くってなかなか自分の思うようにいきません。だから面白いんだけど(笑)
>相手を威圧する(無理する気持ちにさせる)オーラ。それも、欲しい。
私もこれが一番欲しいかも!
でも、顔が童顔だから無理かな~(^-^)