2007年10月07日
試合中、ペアにどう声をかけるか。。。
いよいよ明日、男子ダブルスの試合です。
私のペアの実力は初中級なのですが、
そこそこ運動神経もよく、試合では
実力以上の力を発揮してくれます。
でも今回は
ちょっといつもと違います
彼が全く打てなくなってしまったのです。
俗に言う絶不調です。
リターンはミスしまくり、
サーブはダブルフォルトの連続、
ボレーは振り過ぎてネットという有様で
彼はもう落ち込んでしまい、
さらにプレーが消極的になりもう試合になりません。
私も正直、明日の試合は勝つことを諦めていました。
そんな感じなので私も練習試合とかしていると
だんだん無口になってしまいます。
また彼をフォローしようと無理なボールにも手を出して
しまうので、悪循環が続いていました。
昨日も試合の為に3時間練習をしてきました。
その日、コートに行く前にこの悪循環を解消するのは
どうしたら良いのかをいろいろ考えていました。
今回まともに試合をするのには、
彼にどうプレーするかをアドバイスするのではなく、
彼の気持ちをどうのせてやるのかが重要だと思いました。
『技術的なアドバイスをしてもだめだ!
俺が大人になり彼を上手くのせていかなければ!』
でも、明日の試合は「優勝を」と考えていた私には
彼に「もっとこう打ってほしい!」
「前へ詰めてチャンスボールは決めてほしい」
とどうしても思ってしまいます。
とても勝ち負けを気にせず、おおらかな気持ちで
彼をのせて行ってあげるほどの余裕が
あるかどうか分かりません。。。
でもそうしなければ何も始まらない。。。
半ば諦めて試合中は彼がミスしても
「ミスを恐れず打っていけ!」
「今の調子でどんどん振り切っていこう!」
「かめへん、かめへん!思いっきりいこう!」
「足、動かしていこう!」
「ミスしても良いから迷いなく打っていこう!」
「攻めて行こう!」
と声をかけ続けました。
すると彼もだんだんほぐれてきて
ナイスショットを連発しだしました。
そこからは終始、攻めのテニスが出来、
いつもならどんどん攻めて来る相手を守りに追い込んで
試合を一方的に進めることが出来ました。
試合はメンタル的なものが大きいとは分かっていましたが、
ここまで大きく変わるとは正直驚きました。
ダブルスはペアと一体になって攻めることがとても重要です。
私も自分で言っておきながら
攻めるテニスを少し忘れていたので
ペアに向けて言ったことを自分にも言い聞かせて
勝つことや負けることを意識せず、
途中からは、ただただ積極的にプレーしていくことだけを
考えてプレーをしました。
さて、明日どうなるかは分かりませんが
負けても悔いのないテニスをしてこようと思います!
経験者です。と言ってもブルーコメットさんのペアさん側の方です。
その時のことを思い出しながら読んでいましたが
>ミスしても良いから迷いなく打っていこう!
↑これが一番ありがたかったです。ペアさんの復調よかったです。
あれ以来、私の試合の課題は勝つことよりも、いかに練習と同じように打ち込めるかになりました。
今日の試合はどうだったのでしょうか^^
最近、ややもすると勝ちにこだわってしまいがちだったんですが、
こうしてペアがのびのびとプレーしてくれて
お互い息の合ったプレーが出来ることのほうが
試合を終えた後、爽やかな気分になれ充実しますね。
試合は今日の夜、江坂であるのですが、
とにかく私も勝ち負けを気にせずに
自信をもってためらわずにラケット振ってきます!