2009年08月03日
『サーブの脱力』 と 『リターンの景色』
最近、テニスのやりすぎか、
トレーニングのしすぎか
はたまた寝違えたのか、
肩胛骨のあたりがダル痛い。
サーブをするとき少し痛いので
やる気なさげに(何処にも力を入れずに)ラケットを担いで、
打つ瞬間だけ力を入れて打っていた。
すると、力をさほど入れていないのに
強烈なサーブが
ズドーン!
腕で打つと言うよりは、
肩の回転と胸をはる事で、肘から腕が振り出され、
しなるように振れる感覚だ。
以前、コーチから、
「思いっきり打っても、そんなにサーブの速さは
変わりません。力を抜いて打ったほうがかえって
速いサーブが打てますよ」と
言われたことがあり、意識はしていたが、
脱力して打とうと思っていても
相手やポイントによっては力んでしまい、
無駄な力がはいることも多かった。
今回、肩胛骨のあたりが痛かったので
自然と脱力して打たなければならなかったので
その感覚がとてもよく分かった。
昨日の試合でもファーストの調子は良く、
セカンドサーブを打ったのは1回だけ。
ほぼサーブで押してオールキープだった。
でも、相手もサーブがほぼエース級の球ばかりで
お互いがなかなかブレイク出来なかった。
最後に私のペアのサーブが少し甘かったので叩かれて、
そこでブレイクされて負けてしまった。
リターンで攻めていきたかったが
相手の速いサーブをリターンする時に、
打つ前から力んでいる様で
私もリターンミスが多かった。
技術と言うよりも、
この辺の意識をもう少し改善しなければ
相手のサービスゲームをブレイクできない。
リターンは飛んでくるボールを真剣に見るのではなく
全体の景色を見るようにして打つ。
飛んでくるボールを見ていては間に合わないので、
打つ前に、打点辺りの景色をしっかり覚えていて
そこにボールが来たら当ててやる感覚。
相手がサーブを打つ前に
サーブの軌道をいくつかイメージして
打点の景色を、
頭に叩き込んでおく。
そうすれば、速いサーブでもライジングで
打てるので良いようだ。
まあでも、なんと言っても、
力まないことから始めないとね~。
補足
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サーブの時、スタンスを広げすぎるな!
肩幅ぐらいが一番自然で、力みがなくなる。
私は足を揃えないタイプだが、
打つ前にスタンスを大きめにとると、力が入れやすいが、
逆にそこから力みが生じる。
トロフィーポジションでは完全脱力。
ここで右腕に力が入っていると絶対ダメ!
(SAT-TUNさんがブログでとても詳しく
脱力サーブについて説明して頂いています。)