2009年12月18日
試合中に自分の試合を『観戦』する。
こんな事ってありませんか
人がやっているダブルスの試合を見ていると
「なんであそこに打つのだろうか?」とか
「ポジショニングが悪いな~」とか
「そんなに焦らなくても良いのに~」とか
色々と荒が見えるのに、いざ自分が試合をすると
同じようなミスをしている、
と言うことがありませか。
それは自分が試合をしているときは
試合の全体像を自分では、なかなか冷静に
見ることが出来ないからですよね。
でも、試合が見えない理由って・・・。
それは、焦り、躊躇い、1発で決めてやろうと言う気持ち、など
色々あると思いますが、簡単に言うと、必死になって
『試合にのめり込んでしまう』
ことでは無いでしょうか。
そこで最近 『適当にテニスをする』 ことにしました。
適当にと言っても手を抜いてと言うことではなく、試合中に、
相手とペアとボールの動きなど
コート全体を『観戦』することを
主に置いてプレーをすることにしました。
そうです!試合を他人事のように見ながらプレーをするのです。
すると「えっ?」と言うほど簡単にポイントが取れるようになってきました。
俯瞰で試合の流れを見ることを優先できるようになると
ボールを打つこと自体も簡単に思えてきて
気持ちも楽になってくるようです。
特に試合ではネット前での居心地が良いか悪いかで
試合の流れを掴めるかどうかに掛かってきますが
前にいるときに、試合を観戦できる余裕があれば
居心地も良くなり、ボレーを決めることはとても簡単に思えてきます。
逆に
『決めてやろう』とか、
『打ち勝ってやろう』とか
打つことだけに集中していると、
自分の試合をちゃんと観戦できないので
逆を付かれたり、的はずれなボールを打ったりして
ポイントを落としてしまいます。
私も立っている時に居心地良いな~と
思えるときは良い試合が出来ますが、
焦ったりしだすと周りを見る視野が狭まり、
なにか居心地の悪さを感じてしまう時があります。
この視野の大きさはとても重要だと最近感じます。
視野が広く取れているか取れていないかを
バロメータにしてメンタルをコントロールしていくと
いいのかな~と最近思います。
もちろんこれが自分より遙かに強い相手と
やるときに、これだけで通用するとは思いませんが
これが出来ないと試合にもならないのかもしれません。
自分の試合を俯瞰で見られるような気持ちの脱力が
いつも自然と出来るように、これからも実践していこうと思います。
先日の気付き
------------------------------------------
前衛で動いているときに左手だけで
ラケットを持ち上げるようにすると
ボレーの時に準備も速く出来、
打つときに力が入らず良い。