2009年12月11日
スマッシュの意識革命!?
今、スマッシュ強化月間の私。
先日、立ち読みしたテニス雑誌に、
スマッシュのコツが書いてあった。
『スマッシュが苦手な人はボールの下に入ったときに
膝が伸びきってしまっていて
打つ時に身体が突っ込んで打ち下ろしてしまっている』とのこと。
そして、
『スマッシュは
ボールが上がった瞬間にしゃがみ込む
感じで、膝を曲げて身体を沈めてボールを待つことが大切』
と書いてあった。
家に帰って素振りで確認。
雑誌に書いてあったように、今まで以上の意識で膝を曲げてみると、
目線が低くなってなんだか打点も低くなりネットしそうな感じだ。
でも、待てよ。。。
そう言えばこの前、横のコートで
小学4年生ぐらいのジュニアがスマッシュ練習していて、
高いロブをサービスラインの後ろからバンバンと
ベースライン50cm手前付近に打ち込んでいたのを思い出した。
私はそれを見たときは、
「うまぁ~!!!無茶苦茶上手いな~!!!!」
と感心したのと同時に、もう一つ驚いた事があった。
そう、それは
その子達の身長。
彼女らの
背丈は130㎝位だから打点は
大人と比べてかなり低いはずだ。
それなのにいとも簡単にスマッシュを決めている。
そのスマッシュの軌道は横から見ると
ドライブボレーの軌道と似て真っ直ぐだ。
決して打ち下ろしている様な軌道ではない。
もし打ち下ろしていては(彼女らの身長を考えると)
絶対ネットに掛かってしまう。
私は今まで、とにかく高い打点で取ろうという意識が強すぎた。
だから打ち下ろしてネットミスが多かったのかもしれない。
また、先日撮影した動画をもう一度見返してみると、
膝のタメが少なく、身体が打つ前に伸びきっている感じだ。
130㎝位の子供でもあれだけのスマッシュが
打てるのだから、無理に高い打点で取ろうと思わず
ちゃんと沈み込んでタメを作って打とてばいいか!
と思った。
そこで次の週のスクールでのスマッシュ練習の時に
いつも以上にしゃがみ込む意識でボールを待ちスマッシュを打ってみた。
腰を落としてタメを作るだけで
ボールを打つ瞬間にかなりの余裕が出てくる。
また、そうすると打つ感覚が打ち下ろしではなく、
ベースラインに向かってボールを真っ直ぐに投げる感覚に
自ずと変わってくるのに気が付いた。
これはコーチがこの前に言っていた
「スマッシュはボールをまっすぐに投げるような感覚です。」
と同じ感覚だ。
これでつじつまが合ってきた。
やはり
「正しい意識で打つ」のと
「何となく慣れで打っている」のでは
安定感が違うということがまた分かった瞬間だった。
ちょっとまた開眼!
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